Thursday, September 03, 2020 9:51 AM
シーメンス、イーキューとの戦略提携を拡大
シーメンス・デジタル・インダストリーズ・ソフトウェア(Siemens Digital Industries Software)は、イーキュー・テクノロジック(eQ Technologic)との戦略提携を拡大し、「エクセラレーター(Xcelerator)」製品のデータ統合を改良した。
PRニューズワイヤーによると、シーメンスの顧客会社らはそれによって、「イーキューブ・データ・アズ・ア・サービス(eQube Data as a Service)」(eQube DaaS)プラットフォームを使って、製品ライフサイクル管理や企業資源計画(ERP)、アプリケーション・ライフサイクル管理、モノのインターネット(Internet of Things=IoT)といった各種のシステムをデジタル的に接続できるようになる。
イーキューブは、メンディックス(Mendix)が提供するプラットフォームのコンポーネントである「メンディックス・データ・ハブ(Mendix Data Hub)」を拡張し、60以上のコネクターを介して産業用のデータやシステムを統合できるようにする。
「シーメンスとイーキューは、過去何年にもわたってイーキューの技術を活用して多くの業界の顧客会社のデータ統合やデータ仮想統合(フェデレーション)を支援してきた」「その提携関係を拡大することで、世界各地のあらゆる業界に市場を広げていくことができる」と、シーメンス・デジタル・インダストリーズ・ソフトウェアの社長兼CEOトニー・ヘンメルガーン氏は話した。
さまざまの業界の多くの会社がデジタル変革を進めるなか、分散したシステムやデータをまとめて統合的洞察を取得できるようにするのに苦戦を強いられている。
イーキューブ・ダース(DaaS)プラットフォームは、データやアプリケーション、端末類を接続化して、末端利用者らでも分析を実行できるようにする。その結果、シーメンスの顧客らは今後、複数のシステムやアプリケーションにわたる統合的なデータ環境を確立できるようになる。
【https://www.prnewswire.com/news-releases/siemens-and-eq-technologic-deliver-data-as-a-service-across-xcelerator-portfolio-301121584.html】