Thursday, September 03, 2020 10:13 AM

在宅は週2、3日が理想 会話不足も、民間意識調査

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で初めてテレワークを経験した正社員の約4割が、在宅勤務などは週2、3日が最適だと考えていることが3日、人材大手アデコの調査で分かった。コミュニケーション面で不安を感じる人が多く、担当者は「上司は部下との会話の頻度や方法を工夫する必要がある」と話している。

 調査は7月、国の緊急事態宣言後に週4日以上テレワークをした20〜50代の男女を対象に実施。管理職と一般職の正社員各300人の回答を集計した。

 最適だと思うテレワークの頻度を尋ねたところ、管理職の43.7%、一般職の43.3%が「週2、3日ほど」と回答。次に多かったのは「週4日以上」で、管理職の29.3%、一般職の36.7%を占めた。一方、管理職の8.7%は「ない方がいい」と答えた。(共同)