Thursday, September 03, 2020 10:13 AM
銀行間手数料、新方式に 40年固定を刷新、来春にも
政府からの振込手数料引き下げ要請を踏まえ、全国の銀行が銀行間の送金手数料を抜本的に見直すことが3日、分かった。個別交渉で決まるとされていた手数料が40年以上固定されている現状を改め、コストに応じた料金を徴収する方式に変更する。来年3月以降の導入を目指す。
銀行が別の銀行に対して支払う手数料が下がれば、利用者が負担する振込手数料の軽減につながる可能性があり、キャッシュレス決済の普及も後押ししそうだ。
新制度は、送金を受ける側の銀行が必要になる人件費やシステム経費を算定した「内国為替制度運営費」を設定。送金の処理システムを運営する全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)が、送金側の銀行から運営費を徴収し、送金先に配る仕組みを想定する。(共同)
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