Wednesday, September 09, 2020 10:16 AM

アフガン副大統領狙い爆弾 10人死亡、本人は軽傷

 【イスラマバード共同】アフガニスタンの首都カブール中心部で9日、サレー第1副大統領の車列を狙ったとみられる爆弾攻撃があり、内務省によると、少なくとも市民ら10人が死亡、15人が負傷した。サレー氏は顔や手に軽傷を負った。犯行声明は確認されていない。

 爆発の規模は大きく、数キロ先でも爆風が確認された。地元メディアが報じた現場映像によると、車や建物が黒焦げになった。負傷者にはサレー氏の護衛も含まれる。

 サレー氏は反政府武装勢力タリバンや過激派組織「イスラム国」(IS)などへの強硬姿勢で知られ、これまでもたびたび標的にされてきた。タリバンは犯行を否定する声明を出した。