Wednesday, September 09, 2020 10:16 AM
防災行動計画2万人が作成 関東・東北豪雨被災流域で
鬼怒川が氾濫し逃げ遅れが相次いだ2015年9月の関東・東北豪雨の反省から導入された防災行動計画「マイ・タイムライン」を、茨城、栃木両県の鬼怒川流域周辺で住民約2万2000人が作成したことが9日分かった。国土交通省下館河川事務所が3月時点で集計した。9日で豪雨から5年。日本各地での水害多発も踏まえ、対策のさらなる進展が求められる。
5年前、台風18号や前線の影響で広域が豪雨に見舞われ、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では市全域の約3分の1が浸水した。流された住宅の屋根で救助を待つ家族。濁流にのまれそうになりながら電柱にしがみついた男性。ヘリで救助された住民は約1300人に及んだ。決壊後の水流が激しく、市の避難指示も一部地域で決壊後となるなど後手に回った。
被災後、常総市は行政としての「タイムライン」を作成。気象情報や河川水位などに連動し取るべき対応を練り直した。さらに、下館河川事務所やほかの流域市町などと構成する協議会でマイ・タイムラインを16年に考案。川から自宅の距離や家族構成などを基に、いつどのように避難するか住民単位で決めておく行動計画づくりで、今や全国的に普及が進む。(共同)
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