Thursday, September 10, 2020 10:19 AM

デジタル経済けん引訴え 中国、サウジに

 【北京共同】中国の習近平国家主席は9日、20カ国・地域(G20)の議長国サウジアラビアのサルマン国王と電話会談し、G20と共にデジタル経済を巡る協力をけん引したい考えを示した。中国外務省が10日までに発表した。

 習氏は、中国の先端技術の排除を進める米国を念頭に「開放的かつ公平、公正で、差別のないデジタル経済環境を打ち出す」必要性を強調。新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発や普及に向けた連携にも意欲を見せた。

 サルマン国王もワクチン開発での両国協力強化に期待を示した。