Wednesday, September 16, 2020 10:15 AM

44カ国で看護師1000人超死亡 コロナ、各国に対策要請

 【ジュネーブ共同】国際看護師協会(本部・スイス西部ジュネーブ)は16日、新型コロナウイルス感染症による看護師の死者が8月中旬時点で、少なくとも1097人に達したと明らかにした。明確に記録が残っている44カ国に限った集計のため、実際の死者数はさらに多いと推測しており、各国に医療従事者の感染防止策を呼び掛けた。

 同協会はまた、医療従事者の感染や死亡例について、7月30日〜8月14日に調査し、32カ国の33看護師団体が回答。感染者に占める医療従事者の割合は1〜32%と幅があったが、平均すると10%になった。世界全体では感染者が3000万人近くに上っているため、300万人近くの医療従事者が感染した可能性もあるとしている。

 調査結果によると、長期療養施設で医療従事者用のマスクやガウンなどの防護具が不足している例が、33団体のうち15団体から報告された。フィリピンなどの発展途上国に限らず、カナダやイタリア、米国といった先進国でも不足しており、十分に行き渡るよう各国政府に要求した。