Wednesday, September 16, 2020 10:17 AM

アップル、脇役が成長源 アイフォーン依存低下

 【ニューヨーク共同】アップルが15日の発表会で、新型の腕時計型端末「アップルウオッチ」とタブレット端末「iPad(アイパッド)」を披露した。最近は収益面で、主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」への依存度が低下し、脇役が成長源となっている。

 直近の2020年4〜6月期決算。5年前と比べ、アイフォーンの売上高に占める割合は6割から4割に縮小。好調なアイパッドやサービス部門が押し上げ、4〜6月期として過去最高の売上高を記録した。

 「人々が自分の健康と運動を理解し、生活を改善する手助けをする」。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は15日の発表会で、15年に販売を始めたアップルウオッチが人々の生活に役立っていることを強調した。