Thursday, September 17, 2020 10:11 AM

米大使と台湾高官が初会談 NY、国連参加阻止は恥

 【ニューヨーク共同】クラフト米国連大使は16日、ニューヨーク・マンハッタンのレストランで、台北駐ニューヨーク経済文化弁事処(総領事館に相当)の李光章処長と昼食を取りながら会談した。クラフト氏によると、米国連大使と台湾高官の会談は初めて。AP通信が伝えた。中国側が強く反発するのは必至だ。

 クラフト氏は「国連のホスト国として李氏を歓迎した」と述べ「台湾は国連に参加できるようになるべきであり(中国が加盟を阻止しているのは)恥だ」と主張。「台湾が国連にもっと関与できるようにする方法を話し合った」と語った。

 李氏は「台湾と米国は民主主義や人権、法の支配といった価値観を共有している」と述べ、関係強化に意欲を示した。