Friday, September 18, 2020 10:24 AM

サイバー攻撃でイラン制裁 米財務省

 【ワシントン共同】米財務省は17日、イラン情報省が脅威と見なす外国政府や個人、旅行会社などへのサイバー攻撃に関与したとして、イランのハッカー集団と企業、プログラマーら45人を米独自制裁の対象に指定したと発表した。

 ムニューシン財務長官は声明で「米国は安全保障を危険にさらし、旅行部門に損害を与えることを目的としたサイバー攻撃に対抗する」と強調した。米国内の資産が凍結され、米国人との取引もできなくなる。

 財務省によると、旅行業界を中心に米国の15社程度が標的となったほか、欧米やアジアなど30カ国以上の団体や個人が狙われたとしている。