Friday, September 25, 2020 10:32 AM

南野、2得点1アシスト 格下相手のリーグ杯で活躍

 【ロンドン共同】サッカーのイングランド・リーグカップ3回戦で24日、リバプールの南野拓実が敵地で行われた3部のリンカーン戦で2ゴール、1アシストの活躍を見せて7-2の勝利の原動力となった。格下相手に主力を温存した一戦でインパクトを残し、クロップ監督は「多くの局面に絡み、非常に素晴らしかった」と称賛した。

 3トップの中央で先発し、1-0の前半18分にペナルティーアーク付近から右足でゴール右隅に鮮やかに突き刺した。さらに持ち味を存分に発揮したのが、後半開始直後の追加点だった。

 キックオフから相手に猛然とプレスをかけ、周囲と連動してボールを奪取。ショートカウンターに転じ、味方のシュートをGKがはじくと浮き球にジャンプしながら右足で蹴り込んだ。その間わずか20秒足らず。指揮官は「彼がプレスのリズムをつくった」と、前線で守備のスイッチ役としての働きを高く評価した。