Friday, September 25, 2020 10:52 AM
パナソニックとオクタースィックが提携
パナソニックとオクタースィック(Octasic、カナダのモントリオール拠点)は先日、既存の協業関係を拡充し、sXGP(eXtended Global Platform)ソリューション群の共同開発を強化することを明らかにした。
ビジネス・ワイヤーによると、両社はそれぞれの専門技術と各種の資源を持ち寄って、高性能かつ高安定性、低遅延のスモール・セル(Small Cell)ソリューション群を携帯電話通信網対応のモノのインターネット(Internet of Things=IoT)向けに提供する計画だ。
両社はそれによって、B2Bや航空業界向け非地上無線接続網、それらの機能を必須とするそのほかの業界向けに、オクタースィックのSoC(System-on-Chip)製品「OCT3032」を基盤とした5G対応基地局向けプラットフォームおよびソリューション群を開発する方針。
両社は、プライベート4G接続網システムの開発をめぐってすでに技術提携している。
パナソニックは、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communications)を法人向けに提供する事業に注力している。オクタースィックとの共同開発拡充はそれに沿ったものだ。
https://www.businesswire.com/news/home/20200916005982/en/Panasonic-and-Octasic-Extend-sXGP-Collaboration-to-5GBeyond-5G