Friday, October 02, 2020 10:41 AM
討論会規則変更検討に不満 トランプ氏、発言妨害阻止で
【ワシントン共同】11月の大統領選の第1回討論会で相手候補の発言妨害が相次ぎ混乱に陥った問題で、共和党候補トランプ大統領(74)は1日、討論会実行委員会が再発防止のため残る2回の討論会のルール変更を検討していることに不満を示した。ツイッターに「第1回が楽勝だったというのに、なぜルール変更を認めなければならないのか」と書き込んだ。
米メディアによると実行委は、発言妨害があった場合、音声を強制的に打ち切る措置を検討している。トランプ氏は、民主党候補バイデン前副大統領(77)を不規則発言も交えて徹底的に言い込めて、高齢への懸念をあおるのを狙っているとみられ、ルール変更で不利になると考えているようだ。
一方、討論会で司会を務めた保守系FOXニュースの著名キャスター、クリス・ウォレス氏は1日、トランプ氏の発言妨害が145回に上ったとの集計結果を紹介し、討論会が混乱した「主な責任はトランプ氏にある」と同ニュースの番組で指摘した。
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