Wednesday, October 07, 2020 10:23 AM

マリオ新エリア、来春開業 USJ、コロナ対策で延期

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社は7日、任天堂の人気キャラクター「マリオ」などが登場する新エリアを2021年春に開業すると発表した。東京五輪・パラリンピックに合わせて20年夏に予定していたが、新型コロナウイルスの感染防止対策を優先するとして延期していた。具体的な開業日は今後、詰める。

 運営会社の広報担当者は、開業時期を来春に決めた理由について「工事や従業員の訓練など準備が整うめどが立ったため」と説明した。混雑が予想されることから、エリア内の入場を制限する計画だという。

 新エリアの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は、任天堂のゲームの世界を等身大で体験できるのが特長。投資額は600億円超で、マリオが敵と戦うクッパ城などゲーム内に登場する建物などを再現した。乗り物型の「マリオカート」のアトラクションも導入する。(共同)