Friday, October 09, 2020 10:22 AM

NY、一部で営業再規制 クラスター発生受け

 【ニューヨーク共同】ニューヨーク市の一部地域などで8日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた一般企業の営業停止などの規制が再び始まった。対象には、ブルックリンやクイーンズの一角に加え、市外も一部含まれる。いずれもクラスター(感染者集団)が発生し、検査の陽性率が悪化している。

 最も厳しい規制が適用される地域では、生活に必須の業種を除いて企業の営業が禁止されるほか、レストランの営業は持ち帰りのみに制限される。

 ニューヨーク市では先月下旬から学校の対面授業やレストランの店内飲食が再開するなど規制緩和の動きが続く一方、超正統派ユダヤ教徒が多い地区などで局所的にクラスターが発生しており、当局は感染拡大防止で難しいかじ取りを迫られている。