Tuesday, October 13, 2020 9:50 AM
陰性判定は精度劣る検査法 トランプ氏の新型コロナ
【ワシントン共同】トランプ大統領専属医の12日の発表によると、トランプ氏を新型コロナウイルス陰性と判定した検査は抗原検査と呼ばれる方法で、PCR検査よりも精度が劣ると指摘されている。専属医はこの判定だけでトランプ氏の隔離を解除したわけではなく、他のデータも考慮したと念を押した。
抗原検査はウイルスに特徴的なタンパク質(抗原)にくっつく物質を使い、検体中のウイルスの有無を調べる。一般に、短時間で結果が出るが、ウイルスの量が少ないと感染していても陰性と判定される恐れがある。
トランプ氏が利用したのは医薬品・医療機器大手のアボット・ラボラトリーズが開発した簡易キットで、15分ほどで結果が分かる。
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