Monday, October 19, 2020 10:19 AM

北朝鮮、軍幹部が大幅交代 ミサイル担当司令官も

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮人民軍で弾道ミサイルの運用を担当する戦略軍司令官や、韓国との前線地帯を管轄する軍団司令官らが大幅に交代したことが19日までに判明した。日米韓は核戦力の運用体制強化や新型兵器の実戦配備と連動している可能性があるとみて分析を進めている。

 北朝鮮は朝鮮労働党創建75年の10日、金正恩党委員長が出席して約2年ぶりとなる大規模軍事パレードを実施。開発中とみられる巨大な大陸間弾道ミサイル(ICBM)などを公開した。

 北朝鮮メディアはキム・ジョンギル上将を戦略軍司令官として紹介。前身の戦略ロケット軍時代を含め、2000年代前半から戦略軍を率いてきた金絡謙大将から交代したとみられる。