Tuesday, October 27, 2020 9:30 AM

米印、機密情報共有へ 2プラス2、中国けん制

 【ニューデリー共同】米国とインドは27日、インドの首都ニューデリーで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開いた。PTI通信によると、防衛協力強化の一環として、機密情報の衛星データや地理情報の共有を可能にする協定を結ぶ予定。両国と対立する中国をけん制することが狙い。

 米国とインドは「自由で開かれたインド太平洋」構想の下、日本とオーストラリアを含めた4カ国の連携も深めている。ポンペオ米国務長官はインドの後、スリランカ、モルディブ、インドネシアを歴訪、同構想実現に向けて各国と協議する。

 2プラス2は2018年に始まり3回目。ポンペオ氏のほか、米国のエスパー国防長官、インドのジャイシャンカル外相とシン国防相が出席。