Wednesday, November 04, 2020 9:26 AM

米上院多数派巡り伯仲 下院は民主過半数維持

 【ワシントン共同】大統領選と同時実施の3日の連邦議会選は4日も開票が行われ、高官や判事の人事承認権など、より大きな権限を持つ上院を巡り、多数派を死守したい共和党と奪還に全力を挙げる民主党との間で接戦が続いた。米メディアによると、民主党がトランプ共和党政権に対抗する政治的基盤としてきた下院は、民主党の過半数維持が確実になった。

 定数100の上院は2年ごとに約3分の1が改選され、現勢力は共和53、民主47(無所属2含む)で、今回の改選対象は35議席。

 米主要メディアによると、東部時間4日午前3時半(日本時間4日午後5時半)現在で、非改選議席を含め、共和党が47、民主党が46議席を確保。残りは接戦の選挙区が多く、多数党を巡る争いは予断を許さない状況だ。