Wednesday, November 04, 2020 9:26 AM

未明の演説、勝利に自信 暴動懸念、集計長期化も

 【ワシントン、ウィルミントン共同】全世界の視線が大統領選の開票状況に注がれる中、共和党のトランプ大統領、民主党のバイデン前副大統領は4日未明、それぞれ支持者らを前に演説し、勝利への自信をアピールした。トランプ氏は「民主党の不正」を訴える構えを示し、バイデン氏はトランプ氏の一方的な勝利宣言をけん制した。

 開票作業は長引く可能性が高まっており、米社会に不安感が漂っている。暴動なども懸念され、街には大勢の警官らが展開、略奪に備えて窓を木の板で覆う店も見られた。

 トランプ氏はホワイトハウスで「大きなお祝いをする準備が整ってきた。国民の大きな支持に感謝している」と演説。ペンス副大統領も伴って、勝利宣言にも近い雰囲気を演出した。