Tuesday, November 10, 2020 9:27 AM

トランプ氏、日本首相に? ネット「虚構新聞」話題

 「敗北トランプ氏、『日本初の外国人総理大臣』に意欲」ー。バイデン前副大統領が勝利を確実にした米大統領選を巡り、架空のニュースを発信するウェブサイト「虚構新聞」の9日付の記事が、会員制交流サイト(SNS)などで話題を呼んでいる。執筆した社主のUKさんはトランプ大統領を「実際にやってしまいそうな面があり、『誤報』にならないよう気を配った」と話している。

 虚構新聞は、滋賀県で塾講師をしているUKさんが2004年に立ち上げ、さまざまな分野の「虚構世界の現実」を、現実世界への風刺を交えながら週1〜2回掲載。実際のニュースや日常生活からアイデアを書きためているといい「突拍子もないことに、説得力を持たせるのがポイント」と語る。

 記事は「同氏はこれまで国益を最優先する『米国第一主義』を看板施策に掲げてきたが、トランプ内閣が発足した場合、歴代政権との整合性や継続性に考慮し『米国第一主義』を新たな政策として掲げる方針だ」などと皮肉たっぷりに伝えた。(共同)