Monday, November 16, 2020 9:21 AM

野口さん宇宙基地へ 打ち上げから27時間半の旅

 【ケープカナベラル(フロリダ州)共同】日本の野口聡一飛行士(55)ら4人が乗るスペースX新型宇宙船クルードラゴンは16日、国際宇宙ステーションに向けて順調な飛行を続けた。到着は、15日午後の打ち上げから約27時間半後の16日午後11時(日本時間17日午後1時)ごろとなる見通し。

 宇宙船は地球を周回しながら徐々に高度を上げ、ステーションに近づいて自動でドッキングする。機体はフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、約12分後に予定の軌道に投入された。

 クルードラゴンは民間初の有人宇宙船。スペースXは機体の帰還カプセルとロケットの1段目は回収して再使用を目指している。当初は14日に打ち上げる予定だったが、悪天候のためロケットの回収が難しくなったため、15日に延期された。