Wednesday, November 18, 2020 9:29 AM

イラン核合意が焦点 IAEA理事会

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は18日、ウィーンで定例理事会を開いた。イラン核合意が焦点。イランは、低濃縮ウランの貯蔵量を増やすなど、核合意の部分的な履行停止を続けている。

 IAEAの最新の報告書によると、イランの低濃縮ウラン貯蔵量は11月2日時点で2442.9キロに増加。核合意が定める上限の202.8キロの約12倍で、大幅な超過となっている。

 またイランの未申告施設から昨年ウラン粒子が検知された問題では、イラン側はIAEAに十分な説明をしていない。