Thursday, November 19, 2020 9:15 AM

スズキ105万台リコール 燃料タンクやランプ不具合

 スズキは19日、軽自動車「アルト」「ワゴンR」「ハスラー」など9車種、計105万1623台をリコールすると国土交通省に届け出た。マツダブランドの「キャロル」「フレア」なども含まれる。リコールは燃料タンクとヘッドランプの不具合の2件で、一部車種に重複がある。いずれも事故の報告はない。

 国交省によると、燃料タンクに関するリコールは、7車種の計76万9032台(2014年12月〜19年4月生産)。タンクの部品が不適切で、そのまま使用すると燃料残量がうまく測れず、燃料切れに気付かずにエンストする恐れがある。58件の不具合が報告された。

 ヘッドランプの対象は3車種の計34万3877台(13年12月〜18年8月生産)。ソケット内の残留物の影響でランプが点灯しなくなる恐れがある。不具合は406件。(共同)