Tuesday, November 24, 2020 9:36 AM

バイデン氏勝利の集計承認 中西部激戦州、抵抗に打撃

 【ワシントン共同】大統領選で激戦となったミシガン州の開票点検委員会は23日、民主党のバイデン次期大統領の勝利となった同州の集計結果を承認した。敗北を認めず、承認延期を求めて抵抗していた共和党のトランプ大統領側に打撃となった。

 委員会では、ミシガン州の各地区ごとに承認済みの集計結果を最終審査。委員の構成は共和党2人、民主党2人で、共和党の1人が棄権し、3対0で承認した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、同州でバイデン氏はトランプ氏に約15万4000票差をつけた。

 トランプ氏陣営は23日の声明で、承認は単なる手続きにすぎないとして「選挙の不正を巡る全米での戦いを継続する」と強調した。