Wednesday, December 02, 2020 9:27 AM

ワクチン、医療従事者優先 CDC諮問委員会

 【ワシントン共同】疾病対策センター(CDC)の諮問委員会は1日、新型コロナウイルス感染症のワクチンが実用化された場合、医療従事者と、高齢者施設など長期療養施設の入所者への接種を最優先にすべきだとの提言をまとめた。

 米国ではファイザーとモデルナが食品医薬品局(FDA)にワクチンの緊急使用許可を申請。許可されれば今月半ばから順次接種が始まる可能性がある。当初は供給量が限られるため、優先順位を議論していた。

 実際の優先順位は各州が決める。委員会は今後、次の段階の接種対象者を提言する予定で、警察官や消防士、一般の高齢者、持病のある人などが検討対象になる見込み。