Thursday, December 03, 2020 9:32 AM

NYの巨大ツリー点灯 Xマス、式典は見物禁止

 【ニューヨーク共同】ニューヨーク・マンハッタン中心部のロックフェラーセンターで2日夜、クリスマスシーズンの到来を告げる風物詩として設置された巨大ツリーの点灯式が開かれた。例年は多くの観光客が国内外から訪れるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、点灯式の見物は禁止された。

 ツリーは高さ約23メートルのドイツトウヒで、ニューヨーク州中部オニオンタから11月14日に到着。5万個超の発光ダイオード(LED)電球で飾られ、最上部にはスワロフスキー社製クリスタルが使われた「星」が輝く。来年1月まで毎日点灯されるが、見物客はマスク着用などが義務付けられる。

 11月16日には枝の間から小さなアメリカキンメフクロウが見つかって話題となった。脱水症状で腹をすかせていたが、餌付けされて体力を回復し、24日に自然に戻された。