Thursday, December 03, 2020 9:32 AM

米、濃厚接触者の隔離短縮 新型コロナ、7〜10日間に

 【ワシントン共同】疾病対策センター(CDC)は2日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した人に求める自主隔離の期間を、症状がない場合は10日間、検査で陰性なら7日間に短縮できるよう指針を改定した。

 従来は感染から発症までの潜伏期間を基に14日間の隔離を求めていたが、期間を短縮してもウイルスを広げるリスクは小さいと判断した。隔離期間に働けず、収入が減ることも問題視されていた。

 CDCは米国在住者が国際線の飛行機で旅行する際の指針も公表。出発1〜3日前に検査で陰性を確認することや、帰国3〜5日後に再度検査することを勧めた。帰国後は陰性なら7日間、検査を受けない場合は10日間、自宅で過ごすよう要請している。日本から米国に入る場合もこうした対応を求めるとみられる。