Friday, December 04, 2020 8:47 AM

先輩八村に続けるか ウィザーズのアブディヤ

 12月22日開幕のプロバスケットボールNBAで、ウィザーズに加わった期待の新戦力は先輩の八村塁に続けるか。11月のドラフト会議で八村と同じ1巡目9位で指名されたイスラエル出身の19歳、デニ・アブディヤがキャンプでのオンライン取材で「チームメートとともにプレーし、勝利する瞬間が待ちきれない」と意気込みを語った。

 父のズフェルさんはユーゴスラビア代表で世界選手権3位となった元選手。自身は母国のマッカビ・テルアビブで16歳の時にクラブ最年少のトップチームデビューを果たした。高い能力を秘める身長206センチの逸材は、米国の大学を経ず、欧州のリーグから世界最高峰の舞台に挑む。

 ウィザーズでは現在最も手薄なスモールフォワードでの起用が見込まれる。主にアウトサイドでプレーし、距離のあるシュートやパスのつなぎなどが求められるポジション。ブルックス監督が「3番(スモールフォワード)は空いている」と話すように好機は十分だ。(共同)