Tuesday, December 08, 2020 9:34 AM
自衛隊、旭川に看護師派遣 医療逼迫、2カ所10人
岸信夫防衛相は8日夕に記者会見し、北海道旭川市で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い医療体制が逼迫しているとして、支援に当たるため自衛隊の看護師ら10人の派遣を決めたと明らかにした。北海道の鈴木直道知事から自衛隊法に定められた「災害派遣」の要請があり、同日、陸上自衛隊の北部方面総監が派遣命令を出した。この日は10人とは別の調整役の隊員が現地入り。9日以降、本格的な医療支援を始める。
防衛省によると、看護師ら10人は北海道内の部隊に所属。旭川市内の「慶友会吉田病院」と障害者施設「北海道療育園」で、それぞれ1チーム5人が、診療の補助や入院患者の看護、検温、血圧測定などの医療支援に当たる。派遣期間は2週間以内としている。
8日夜、吉田病院には、「災害派遣隊」との表示がある自衛隊車両が到着していた。現地の状況を確認するなどの活動を始めた。(共同)
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