Wednesday, December 09, 2020 7:57 AM

モンハン映画、公開中止 中国「人種差別」批判殺到

 【上海共同】カプコンの人気ゲーム「モンスターハンター」を実写化した映画が、中国で公開翌日に上映中止になった。中国メディアは映画の一場面に「米兵による中国人への差別的なせりふがあった」と報道、インターネット上では批判が殺到した。

 異世界に送り込まれた米軍の特殊部隊がモンスターと戦う内容で、ハリウッドで映画化された。中国で4日に公開されたが、5日に上映中止となった。

 ニューヨーク・タイムズなどによると、問題視されたのは、登場人物の米兵の「俺の膝(ニーズ)を見て」「チャイニーズだ」というせりふ。韻を踏んだ冗談だが、中国人や日本人の膝が汚いとして侮辱する米国の下品な手遊び歌を連想させるという。