Tuesday, June 28, 2016 10:45 AM

スポンサー探しが本格化 タカタ、巨額費用で難航も

 エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題に揺れるタカタは、経営再建を支援するスポンサー探しを本格化している。ただリコール費用は全体で1兆円規模に上るとみられ、債務超過が現実味を帯びる。タカタは今秋までの再建計画の策定を目指すが、巨額費用を自動車メーカーとどう分担するか結論は出ておらず、不透明感が拭えない中でのスポンサー探しは難航も予想される。

 タカタが再建計画の策定を委託した外部専門家委員会は先月、スポンサー探しの助言役に米投資銀行のラザードを選定したと発表。これまでに米国など複数のファンドや、中国の自動車部品メーカーなど「多数のプレーヤーが関心を示している」(金融機関)。企業再生に詳しい弁護士でつくる外部委員会と、ラザードが連携して、計画策定を急ぐ。

 スポンサー探しを左右するのは、全体で1兆円規模とされるリコール費用の分担割合だ。ある程度のめどが立たないと、スポンサーを見つけるのは困難だ。ただエアバッグの異常破裂の責任の所在を巡っては、タカタと自動車メーカーの主張には隔たりがある。(共同)