Tuesday, April 04, 2023 6:57 AM

VW、鉱山に投資

 VWは、EV用電池のコストを下げるため鉱山に投資し、自社需要の半分を満たすとともに、外部に販売することを計画している。

 ロイター通信によると、VWの電池部門パワーコ(PowerCo)を国際的な電池サプライヤーにして、主に欧州と北米の工場で自社需要の半分を満たす。

 パワーコは当面、フォードがVWのEV専用プラットフォーム(車台)「MEB」を使って欧州で製造しているEV120万台に電池を供給する予定だ。「原材料供給の局所渋滞は採掘能力が影響する。だから鉱山に直接投資する必要がある」(VW)

 VWは、北米初の電池製造工場を建設するカナダで、採掘会社と供給契約を結ぶ。このような資金を保証する提携は、ジュニア(低資本)鉱山会社の開発期間を何年も短縮できる。