Tuesday, June 28, 2016 5:43 PM

中国発のサイバー攻撃減少 「変化見られる」と米高官

 米司法省のカーリン次官補(国家安全保障担当)は28日、中国を拠点とするハッカーによる米企業などへのサイバー攻撃が減少しているとの見方を示した。ロイター通信が報じた。米企業が今月、サイバー攻撃を通じた中国の産業スパイ活動などが急減したとの分析を公表していた。

 カーリン氏はワシントンでの講演で、中国側の活動に「変化が見られる」と語った。減少傾向が続くかは「議論が分かれる」と述べた。

 米中両政府は昨年9月の首脳会談で、サイバー空間で知的財産を盗んだり、そうした行為を意図的に支援したりしないことで合意していた。(共同)