Tuesday, April 22, 2025 6:57 AM

アンドゥリル、オハイオ州に自律型兵器工場建設

 防衛技術開発の新興企業アンドゥリル・インダストリーズ(Anduril Industries、カリフォルニア州)は、オハイオ州コロンバスに同社初の大規模製造施設「アーセナル・ワン(Arsenal-1)」を建設すると発表した。

 アセンブリー・マガジンによると、アンドゥリルは同工場に約10億ドルを投資し、自動運転車両など自律型軍事システムの大量生産を目指す。施設の総面積は46万平方メートル、リッケンバッカー国際空港に隣接し、複数の建物で構成される「ハイパースケール製造施設」になるという。

 この施設は、アンドゥリルの全製品の設計、開発、製造段階を統合する統合デジタルソフトウェア・プラットフォーム「アーセナルOS」を使って運営される。

 アンドゥリルはロードアイランド州クォンセットポイントでも800万ドル規模の組立工場を建設中で、同工場で自律型水中車両「Dive-LD」および「Dive-XL」シリーズを製造する計画。総面積は約9000平方メートル、開業は25年後半を予定している。