Monday, May 18, 2026 7:17 AM

ブレンボ、バイワイヤー式ブレーキの量産開始

 伊ブレンボ(Brembo)は、バイワイヤー式ブレーキシステム「Sensify」の大規模量産を開始した。オートモーティブ・ニュースが伝えた。

 世界的自動車メーカーの車両プログラム全体で標準採用される予定で、同社にとってソフトウェア定義型車両(SDV)への移行における重要な節目と位置付けられる。

 Sensifyは、先進運転支援システム(ADAS)から完全自動運転まで幅広い用途を想定して設計されている。油圧システムを使わないバイワイヤー・アーキテクチャーを採用し、ソフトウェアによって各車輪の制動力を瞬時に個別制御でき、車両の安定性や応答性を向上させられる。

 レーシングカーから高級スポーツカー、二輪車、自転車向けまで多様な高性能ブレーキを手掛けるブレンボは、ほかの顧客(非公表)とも追加契約を締結済みで、将来的には年間「数十万台」規模の車両に供給する見通し。

 HV、EVではステアバイワイヤーやブレーキバイワイヤーの採用が加速している。市場調査マーケッツアンドマーケッツによると、世界のバイワイヤー市場は、SDVの普及拡大を背景に、2025年の291億ドルから2032年には412億ドルへの成長が見込まれている。