Tuesday, September 15, 2026 7:20 AM
加州、EVインフラ拡充に9500万ドル投資
カリフォルニア州は、州内のEV用インフラ整備を支援するため9520万ドルを投資する。
EVインフラストラクチャー・ニュースによると、今回の投資は、乗用車と中・大型車を含むゼロエミッション車(ZEV)向けのEV充電インフラおよび水素補給インフラの建設に充てられる。州エネルギー委員会(CEC)は8月にこの投資を承認し、投資計画「クリーン交通プログラム(Clean Transportation Program)」を通じて資金投入をどのように支援するか明らかにした。9520万ドルのうち、4800万ドルは乗用車向けEV充電インフラ(DC急速充電器および家庭用充電器)、3020万ドルは中・大型ZEV向けインフラ(貨物輸送車、公用車、スクールバス、港湾関連車両など)、1500万ドルは水素補給インフラ、200万ドルがZEV関連の人材育成・職業訓練に振り分ける。
クリーン交通プログラムは09年以降、5万2000基を超えるEV充電器の設置または設置計画を支援し、40件以上のZEV製造プロジェクトに資金を提供。さらに乗用車から大型車までを対象とする水素補給ステーションの整備や、30件を超える人材育成プログラムも支援してきた。その結果、加州には一般に利用可能なEV充電ポートが21万6445基ある。26年初めには、DC急速充電器も2万基を超え、短距離だけでなく長距離移動も支えている。
州内では家庭用EV充電器も増加しており、その数は約80万基に達したと推定されている。
CECによると、交通機関から出る排ガスは、大気を汚染し気候に悪影響を及ぼす汚染物質のおよそ50%を占めている。同委員会は、州内のZEVインフラ整備のペースが速ければ速いほど、ドライバーにガソリン車離れを促す上で必要な安心感を提供し、大気浄化や公衆衛生の改善もより早く実現できると考えている。