Wednesday, December 07, 2016 4:48 PM
イシンバエワさんが評議会議長に ロシア反ドーピング機関
ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は7日、RUSADAを監督する評議会の議長に、女子棒高跳びの世界記録保持者エレーナ・イシンバエワさん(34)が選ばれたと発表した。組織的ドーピング問題で国際機関から「不適格組織」とされ、権限を失ったRUSADAの再建を担う。
7日の会合で評議会メンバーが交代し、10人の中からイシンバエワさんが議長に選ばれた。イシンバエワさんは「ドーピング対策は世界のスポーツ界の主要課題。ロシアでの取り組みの効果は、いつRUSADAが(権限を)回復できるかにかかっている」と指摘した。
ロシア通信によると、同評議会は15日、RUSADA会長を選出する見通し。ロシア陸上界の組織的なドーピングを理由にRUSADAは昨年11月、世界反ドーピング機関(WADA)から不適格組織とされ、モスクワの検査所も認定を取り消されている。(共同)
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