Friday, December 09, 2016 10:04 AM
ロシア選手1000人超ドーピング隠蔽関与 WADAが最終報告書
世界反ドーピング機関(WADA)が9日、ロシアの国家ぐるみのドーピングを指摘した調査チームの責任者、リチャード・マクラーレン氏による最終報告書を公表した。2011年から15年にかけて夏季、冬季、パラリンピック競技を合わせ、1000人を超えるロシア選手が組織的な隠蔽に関与またはそれにより恩恵を受けていたと結論づけた。
報告書によると、14年ソチ冬季五輪では12人、ソチ・パラリンピックでは6人のメダリストの検体に不正が認められた。隠蔽は、サッカーを含む30以上の競技に及んだ。ロンドンで記者会見したマクラーレン氏は「前例のないスケール」と指摘した。(共同)
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