Friday, December 09, 2016 4:53 PM
福島と宮城結ぶ鉄路再開 大震災から5年9カ月ぶり
東日本大震災の津波で駅舎や線路が流され、不通になっていたJR常磐線の相馬(福島県相馬市)-浜吉田(宮城県亘理町)の23.2キロの運行が10日、再開した。仙台市と福島県北部の沿岸地域が2011年3月の震災以来、5年9カ月ぶりに鉄道で結ばれ、地元住民の足として復興を後押しすることが期待される。
JR東日本によると、再開される区間にある6駅のうち、新地(福島県新地町)、坂元、山下(いずれも宮城県山元町)の3駅は内陸に最大で約1.1キロ移設された。新地駅はかさ上げされた場所に造られ、坂元、山下両駅は高架化された。
これに伴い線路も内陸に移され、区間距離は0.6キロ長くなった。これまで6駅の間は代行バスが往復していた。(共同)
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