Monday, December 12, 2016 10:32 AM
ラトビアがボイコットへ スケルトン世界選手権
ロシアの国家ぐるみのドーピング問題を受け、スケルトンのラトビア代表チームが来年2月にロシアのソチで開かれる世界選手権をボイコットする方針を決めたことが11日、分かった。国際連盟の対応と2018年平昌冬季五輪への影響も懸念される。AP通信が報じた。
9日に世界反ドーピング機関(WADA)の調査チーム責任者、マクラーレン氏の最終報告書が公表され、ラトビア代表チームは「もうたくさんだ。どのコースでも世界選手権なら喜んでレースをするが、ロシアのソチでは参加できない」との声明を出した。米国は選手の意思を尊重するとし、英国は国際連盟が試合会場を移転するか判断を踏まえて検討するとしている。
報告書によると、14年ソチ冬季五輪ではロシアのメダリスト12人の検体ボトルから不正の形跡が見つかった。(共同)
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