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Thursday, January 05, 2017 12:13 PM

次期政権の政策見極めへ　米FRB、政策委議事録

　米連邦準備制度理事会（FRB）は4日、昨年12月の連邦公開市場委員会（FOMC）の議事録を公表した。トランプ次期政権の掲げる景気刺激策で米経済が見通しより上振れする可能性があるとの見方で大半の参加者が一致。物価の急上昇などを招かないか、新政権の経済政策の先行きを見極める必要があるとされた。

　トランプ氏が推進する大規模なインフラ投資や減税、規制緩和などの実施時期や規模、内容などについて、参加者は「不確実性が高まった」とみており、経済への影響を見極めるには時間がかかるとの認識で一致した。

　ただ、参加者の約半分はトランプ氏が拡張的な財政政策を実施する前提で経済や金利の先行きを想定。ほぼ全員が「経済成長見通しが上振れるリスクが高まった」との見方を示した。（共同）