Thursday, January 05, 2017 12:13 PM

シリアで爆弾テロ15人死亡 北西部、多数負傷

 シリア北西部ラタキア近郊ジャブラで5日、自動車爆弾が爆発するテロがあり、シリア人権監視団(英国)によると市民ら少なくとも15人が死亡、多数が負傷した。死者数は増える恐れがある。

 国営メディアは11人が死亡、45人が負傷したと伝えた。犯行声明は出ていないが、ジャブラでは昨年5月に過激派組織「イスラム国」(IS)による爆弾テロで多数が死亡している。

 ラタキアやジャブラがある地中海沿岸部は、アサド大統領と同じイスラム教少数派アラウィ派の住民が多く、内戦の大規模戦闘は波及せず治安は比較的安定している。(共同)