Tuesday, January 10, 2017 11:21 AM

過去のLGBT差別を謝罪 米国務長官

 ケリー国務長官は9日、長年にわたり性的少数者(LGBT)であることを理由に不採用にしたり職員を解雇したりした国務省の過去の慣習について「間違っていた」と認め、謝罪する声明を発表した。

 政権移行を前に、LGBTの権利向上を推進したオバマ政権の姿勢を明確にする狙いとみられる。ケリー氏は「LGBTのコミュニティーを強く支持する」と強調した。

 国務省のカービー報道官は9日の記者会見で「過去の記録を調査し、謝罪するのが適切だと判断した」と説明した。(共同)