Thursday, January 12, 2017 10:47 AM

次期米長官、尖閣防衛確約 歴代政権の立場維持

 トランプ次期大統領が国務長官に選んだ元石油大手首脳のティラーソン氏に対する上院外交委員会の指名承認公聴会が11日午後、引き続き開かれた。ティラーソン氏は、中国が沖縄県・尖閣諸島に侵攻した場合「日本防衛を約束する協定に基づき対応する」と確約、日米安全保障条約の適用範囲との認識を示した。

 尖閣防衛義務は日米首脳会談など高官協議で繰り返し明言されてきた。トランプ次期政権も歴代の米国の立場を引き継ぐことになる。

 上院軍事委員会は12日午前(日本時間12日深夜)、国防長官に指名されたマティス元中央軍司令官の指名承認公聴会を開く。(共同)