Thursday, January 12, 2017 4:51 PM

次期政権の政策、効果までに時間必要 セントルイス連銀総裁

 セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は12日、ニューヨークで講演し、税制改革やインフラ投資拡大、規制緩和などトランプ次期米政権が掲げる経済政策の効果は「2018年から19年まで出てこない」との見方を示した上で、インフレ率が近い将来に急上昇することは想定していないと述べた。

 次期政権の政策が米経済に新たな「レジーム(体制)」をもたらすかどうかは、生産性の持続的な向上につなげられるかどうかにかかっているとした。(共同)