Friday, January 13, 2017 1:20 PM

ボッチャ代表と意見交換 経団連、競技支援へ意欲

 経団連のオリンピック・パラリンピック等推進委員会の長栄周作委員長(パナソニック会長)が13日、大阪市で合宿中のパラリンピック競技ボッチャの日本代表選手らを訪問し、意見交換した。長栄氏は「アスリートやスタッフの支援を経済界としても進めたい」と述べ、今後のサポート体制の充実に向け意欲を示した。

 長栄氏や同行した社会人野球・パナソニック野球部の選手らが2チームに分かれ、競技を体験。赤と青の球を投げ合い、コート上の白い目標球に近づけるかを競った。

 ボッチャは脳性まひなど重度障害者向けに考案されたスポーツで、日本代表は2016年のリオデジャネイロ大会で銀メダルを獲得した。20年の東京大会でも活躍が期待されている。

 経団連はさまざまな競技の支援拡大に向け、企業トップによる現場の選手やスタッフとの交流事業を進めている。(共同)