Friday, January 13, 2017 6:19 PM

水産物輸出、3年連続増 円安や日本食人気で

 2015年の日本の水産物輸出額は前年比18%増の2757億円と3年連続で増加した。水産庁によると、輸出額は11年の東京電力福島第1原発事故による各国の輸入規制の影響などで落ち込んだが、最近は円安傾向や日本食人気、輸入規制の緩和などで伸びている。

 輸出先は地理的に近いアジアの国・地域が中心で、15年は香港が821億円と全体の約3割を占めた。2位は米国、3位は中国だった。

 輸出の品目別ではトップのホタテガイが591億円と全体の約2割を占めており、輸出のけん引役となっている。(共同)