Wednesday, January 18, 2017 4:59 PM

次期政権の財政政策の影響見通せず ミネアポリス連銀総裁

 ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は18日、トランプ次期政権の財政政策による経済見通しへの影響を判断するための「十分な情報を持っていない」と述べ、連邦準備制度理事会(FRB)の保有資産規模の縮小時期についても現時点で言及するのは難しいとの見方を示した。

 地元NPO団体が主催する討論会に出席した後に記者団に対して語った。ロイター通信が伝えた。

 総裁は「新政権や新しい議会が最終的に何を制定するのか私には分からないというのが本当のところだ」と述べた上で「少なくとも、提案がどんなものになるのかもう少し明確になるまで、われわれの経済見通しを意味のある形で変更する上で十分な情報があるとは思わない」とした。(共同)