Thursday, January 19, 2017 10:48 AM

ロドリゲス氏ら米殿堂入り 薬物疑惑のボンズ氏ら落選

 米国野球殿堂は18日、今年の殿堂入り選手を発表し、強肩強打の捕手として通算2844安打を放ったイバン・ロドリゲス氏(45)が対象1年目で選ばれた。他に通算449本塁打のジェフ・バグウェル氏(48)と首位打者、盗塁王に輝いたティム・レインズ氏(57)が殿堂入りした。

 全米野球記者協会に10年以上在籍する記者による投票で75%以上の得票が条件。ロドリゲス氏は76%、バグウェル氏は86.2%、最終10年目のレインズ氏は86%だった。

 現役時代の薬物使用が取り沙汰された歴代1位の通算762本塁打のバリー・ボンズ氏(52)は53.8%、354勝のロジャー・クレメンス氏(54)は54.1%でともに5年目の今回も条件を満たせなかった。歴代2位の通算601セーブのトレバー・ホフマン氏(49)は74%とわずかに届かなかった。(共同)